オリジナルスネア作製と音記録動画
ビルダーズミーティングというドラムビルダーの集まりに参加させて頂き、これは自分で作ってみないと…と強く刺激を受けたドラム作り。
少しづつ少しづつ進めておりましたが、先月からここぞとばかりに手をかけております。
作製する過程において、スネアドラムに対しての構造的理解も学び深めたいと考え色々な試行錯誤をしています。
こうしたらどうなるんだろう…みたいな部分をあれこれと。
貴重な実感、体感、、ドキドキしながらとても楽しいです。
自分の記録用として…という気持ちと、、後々アップしていこうかという気持ちもあり試行錯誤過程を簡易的に動画で撮りためておりました。
こんな時ですし、今までやってこなかった事をやってみたい気持ちもあり…
そんな音の記録動画をアップしていこう。なんて思っています。 不慣れすぎて、すでに詰めのあまいものになっておりますが、、ま…雰囲気を☀️!という事で、、
ここ最近はもっぱらスネアベッドの試行錯誤。
スネアベッドの無い状態のサウンド、スネアベッドを切った状態のサウンド、、
これは個人的にとても体感してみたかったテーマ。
スネアベッドをカットする前の映像。
iPhoneで撮ったままの画と音です。
スネアベッドなしのスネアドラム初めて触れたのですが、とにかくスナッピーが食いついてこないのでパラパラ鳴っています。スナッピーまでが乖離して遠い、、反応しない。。バシッと喰ってこない…
なんとか喰ってくる状態にもっていくには、動画の様な低めのテンションになりました。
スネアサイドも結構テンションを緩めてさげております。
弱音のタッチではより喰いつきが良くないのがわかります。
それと、ヘッドを張っていっても太い体積感を感じる響きがありました。
スネアベッドがなくエッジが水平の状態をしている為、スネアサイドのヘッドが綺麗に振幅して低音がより発生しているのでしょうかね。太い!
(これ以外のピッチでの映像、撮り忘れました…)
スナッピーの喰いつきだけでなくこうした響き方も含めて、形状のディティールが与える影響がよりみえた気がします。
この後スネアベッドを少しづつ加工し、その辺の音も撮りためているのでまた記事を書いてみようかと思います。
(こうした加工のものだけではなく、手持ちの楽器のセットアップを変えたりチューニングを色々と試している所を録ったものもあるので、それもまたアップしようと思います。)
こんな時ですし、ちょっと頭を整理しながら記事を書いていくことに熱が入ってきました。 需要があるかはわかりませんが、お暇な時間に見に来てください☀️
最後に。
ぼくはこうしたドラムのカスタマイズを通して、加工技術だけに留まらず本当にたくさんの事をriddim 伊藤さんに教えて頂き学ばせて頂きました。
ビルダーズミーティングへ誘ってくださったのも伊藤さんです。
培われた技術や知識、そして貴重なご経験を惜しみなく教えてくださったriddimの伊藤さんに、改めて深く感謝いたします。
ぼくは#03というモデルのriddimスネアを愛用しております。
音楽的な表現力の豊かさを伴ったチューニングレンジの広さ、
そして細部に宿るハンドメイドを実感する端正で量感のあるドラムです。
ぼくの好きな絵画からこの色を作っていただきました。
伊藤さんの、細やかに丁寧に心の注がれた素晴らしいドラムの数々と
riddimを愛用するドラマーがたくさん掲載されているHP、ぜひご覧ください。