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NorthVillage Drum #028 "Vintage wood" Custom Built for Kahori Yamazaki

  • yuichi kitamura
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分
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完成!!!




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Custom Built for Kahori Yamazaki

Vintage Wood 6ply

<Wainut , Maple , Gumwood & Poplar >


14×5

8 tention

2.3㎜ Brass Press Hoop

Nylon 2㎜ Washer

CANOPUS Vintage Wire

REMO Coated Ambassador & Snare side Aambassador



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作業場に来ていただき、うちにある色々なモデルを試奏そしてお話をさせていただく機会がありました。

その後打ち合わせを重ねて、1台作製させていただくことに。



スネアの印象として柔らかさを感じれ落ち着いた印象であること、とはいえ柔和に振り切るわけはなくしっかりと芯のある存在感が感じられること、がテーマとなりました。



シェルはアウターがウォルナット

加工を始める前段階、届いて手にした時からピッチが低く暖かさを纏った響きを感じられるもので安心と期待が膨らむシェルでした。



柔らかくというテーマもあったため、選択したブラスフープ、

そしてさまざまな音楽性・ダイナミクスレンジを演奏されるなかで、求めるサウンドに対してチューニングしていく際の ”もう少しこうなったらいいな…” という経験を形にするべく、8テンションというスペックに。


シェル厚がやや薄めということとのバランスもあり、2.3㎜のこのブラスフープと8テンションというスペックが、

しっかりと輪郭をもちながら響きを締まったものにまとめる役割を果たしてくれ、ピッチを上げてもシェルの響きが前に出てくる印象があり、とても良いバランスになりました。




仕上がった際に、ヘッドのセンターだけではなくさまざまなポジションで、そして様々なダイナミクスでその発音を試していらっしゃったのが印象的でした。



また、ヘッドを張ってテンションをかけたピッチでも、、その上でミュートをして余韻・振幅をとめた際も、、

どの状態においてもタッチの感触に柔らかさが感じられ、しっかりとヘッド、フープ、シェル、ボトムヘッド、スナッピー、と空気を捉えることのできる打感が形にできている、と喜んでいただけました。


今回は特にそのタッチに対してのこだわりを形にする時間だったのですが、なかでもワッシャーの選択が興味深い時間でした。

組み合わせや厚み、今までに試したことのないサイズも試し、喜んでいただける結果につながったと感じております。



山崎さん、そしてお繋ぎくださいました竹村さん、ありがとうございました!



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