Royal のバッジがついたおそらくメイプルと思われる単板+レインフォースメントのシェル
60〜70年ごろ⁉︎のジャパンビンテージでしょうか
なかなか資料が見当たらない…
10年以上前に楽器店で出会ってからずっと記憶に残っていて、その後も度々見かけていたRoyal のスネアドラム。
数種類のシェルスペックを目撃していましたが、最初に出会った単板のモデルをずっと探していて、とうとう…！
恐らくメイプルの単板、RFもついたやや厚めのシェル構成です。
手に持つとかなり重量があって、この年代のスネアと比較すると相当重たい。
単板独特な 縦…ではなく膨らむ様に広がる鳴り方に、丸く太いアタック音。
とはいえ立ち上がりから密度が高く、かどが取れているけど速さがあります。
ミュートをしても音像が弱くなりにくい印象。
また、"枯れた"と表現されるイナタサや、音が散ってしまう様な古い楽器特有の部分が感じられないのはこの重量による所かなと感じます。
しっかりはっきりと明るく重心が落ちた太さが前に出てきてくれるのがとても魅力的です。
想像していた以上に、さまざまなシーンでこの旨味が魅力的に響きそうでワクワクします。